金曜天文講話「キャリントン・イベント 歴史文献から甦る観測史上最大の太陽嵐」
2025年度
第2回 5月23日(金) 早川 尚志 (名古屋大学 高等研究院/宇宙地球環境研究所 YLC特任助教)
「キャリントン・イベント 歴史文献から甦る観測史上最大の太陽嵐」
大規模な太陽嵐は太陽の磁気活動の研究の上で重要であるのみならず、現代社会の基盤インフラに大きな影響を及ぼす災害にもなり得ます。
太陽嵐の中でも観測史上最大とされるのは1859年のキャリントン・イベントと考えられます。
一方、この大規模太陽嵐は人工衛星や各種観測指標が整備される遥か以前に起きています。
ではどのようにしてこの太陽嵐の規模を評価していくのでしょうか。
今回は同時代の観測記録や歴史文献をもとにこのような大規模太陽嵐を復元するその舞台裏に迫ります。
会場: Web 会議サービス「Zoom」
時間: 18:30-20:00 (18:00過ぎから入室可)
参加費: 1000円(途中参加・退出 OK)
定員: 250 名(先着順)
見逃し配信も予定しています。
お問い合わせ先
一般財団法人花山宇宙文化財団 事務局
info@kwasan.kyoto